2017年に1億円以上を稼いでいる競艇選手は8名でした。

競艇選手の年収

 

ボートレーサー養成所の募集サイトでは、「平均年収約1,600万円。未経験から目指せるプロアスリート」と紹介しています。
競艇選手は公営競技の中でも平均年収が高く、持ちペラ制廃止以降は、持ち出し費用が少なくなっています。
トップ選手になると年収1億円以上も可能になり、万年B級の三流選手でも事故(ペナルティ)を起こさずに出走回数を稼いでいれば平均的な会社員と同等以上の収入を確保できます。

 

クラスごとの平均年収

 

競艇選手が手に入れるお金

 

競艇選手は勝率や事故率、全体の中でも成績上位者などから以下の4つのクラス(階級)に分かれています。

 

A1級(20%)
A2級(20%)
B1級(50%)
B2級(B1級以上に該当できない全ての者)

 

それぞれ定数のほかに、事故率、勝率などの基準を設けられています。
全ての選手が同じ土俵で開催競走にエントリーを行い、優勝戦へと駒を進める道が用意されています。(重賞は成績優秀者のみの選抜)

 

野球やサッカー選手でいう1軍、2軍というものではなく、相撲の幕内力士でいう横綱、大関といった格付けに近いものです。(定数や認定は相撲の格付けと違います)
上位ランクの選手は勝率が高く、重賞にも出走しているほか、斡旋(出場レース)も多くなるので高収入を得られやすいです。

 

ランクごとの平均年収は以下の通りです。

 

A1級:約3,300万円
A2級:約1,800万円
B1級:約1,100万円
B2級:約500万円

 

トップ選手の年収

 

2017年の賞金ランキングをご覧ください。

 

1位:桐生 順平 2億1,224万1,000円
2位:峰 竜太  1億5,339万6,666円
3位:井口 佳典 1億3,365万3,000円
4位:石野 貴之 1億2,677万9,000円
5位:白井 英治 1億1,072万2,000円
6位:寺田 祥  1億956万7,000円
7位:毒島 誠  1億349万2,000円
8位:菊地 孝平 1億54万8,000円
9位:松井 繁  9,743万3,700円
10位:茅原 悠紀 8,339万4,000円


60位:重成 一人 3,908万8,000円

 

参考元:http://www.boatrace-grandprix.jp/2017/rtg/sp/index.php?req=ranking

 

毎年、年末のグランプリ競走(賞金王決定競走)は優勝賞金1億円なので、毎年グランプリを制した人が賞金王になります。
競艇選手は全国で約2,000名います。
1億円以上稼いでいるのは、2017年では8名でした。

 

ランキング上位60名は全てA1級選手です。
A1級選手は約350名ほどいて、平均年収を上位選手が押し上げています。
A1級からB1級までで全体の最大9割ほどを占めるので、競艇選手の大半は年収1,000万円以上を確保しています。

 

公営競技でもっとも高収入

 

公営競技の平均年収は以下の通りです。

 

ボートレーサー:約1,600万円
オートレーサー:約1,400万円
競輪選手:約1,200万円
競馬の騎手:約1,100万円

 

もっとも規模が大きくて知名度の高い競馬の騎手は、厩舎や馬主の取り分もあるため、公営競技の中ではもっとも低いです。
オートレーサーと競輪選手の場合は、マシンを自腹で用意しないといけないので、手取りが低くなります。

 

国内でもっとも平均年収が高いスポーツ選手はプロ野球選手で、平均年収約3,600万円です。
しかし、2軍選手の大半は年棒1,000万円未満で、さらに条件の低い育成選手もいます。
支配下登録されたら2軍選手で最低年棒440万円が保証されますが、頻繁に折れる木製バットをはじめ自費購入するものが多いので、家族を養ったり寮から出て独立した生活をするのが困難な水準です。

 

競艇選手はB2級だと年収500万円程度ですが、持ち出し費用が少ないため、若手や結果が出ていない段階でも、それなりの生活水準を確保できます。

 

しかし高収入の裏には競艇選手の知られざる苦労もあることも事実ですので、華やかな世界の裏側も知っておくといいでしょう。